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志村けん登場!ー志村けんの叔母さんも面白い人だった!


私が2歳の時、保育園に志村けんが来ました。もちろん私は小さかったので覚えていません。これから話すことは、すべて私の母から聞いた話です。

母は結婚前にも保育園での勤務経験があって、社会福祉主事の資格を持っていたので、所沢で再就職した時は最初から主任保育士でした。母の部下に志村けんの叔母さんがいました。志村けんにそっくりで、かなり面白い人だったようです。

園児におやつを配る時、志村けんの叔母さんのクラスだけテーブルの上におやつが乗っていません。母が陰から見ていると、志村けんの叔母さんは園児を一人ずつ呼んで、「近う寄れ、近う近う。菓子を取らすぞ」と言いながらお菓子を手渡していました。すると園児たち、特に男の子たちは「ははっ、かたじけのうござる」と言ってお菓子をもらっていくのだそうです。あのバカ殿シリーズはこれがもとになっているのだとガテンがいきました。

その叔母さんは常々『兄の子で変な子がいるのよ』と周りに話していました。そしてついに志村けんが東村山から所沢まで、叔母さんに会いに来たのです。志村けんと叔母さんはとても仲が良かったようです。でも一緒に歩くと、見かけたおばあさんのモノマネをしたり、犬や猫の鳴きマネをしたりと、目的地に着くまでかなりの時間がかかって恥ずかしいとも言っていたそうです。

そんな志村けんの叔母さんも、結婚して苗字が変わり、保育園を辞める日がやってきました。そして、東村山から別の市へと引越していったそうです。もったいない話ですが、昔は女性が結婚後も働いてキャリアを形成するのはとても困難だったのでしょう。

私の母は、父があまり働かない人だったので(当時は国家公務員でした)、必要にせまられてずっと働いていました。母のキャリアは父がいたから形成されたと言ってもいいくらいです。何が幸いするかわかりません。人生とは不思議なものです。

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